「第16回勉強会 膝関節疾患から考える臨床推論        ~手で感じて、頭で考える~」

第16回勉強会は苑田会人工関節センター病院の諸澄孝宜先生をお迎えして、勉強会を開催いたしました。勉強会ではまさに「手で感じて、頭で考える」というサブタイトル通り、手の感覚に最大限集中して行う実技ばかりでした。自分が対象者にわずかにでも触れているということは、必ずどこかしらに影響を及ぼしています。その影響がどこまで波及し、そしてどのように影響するかは対象者によって異なり、反応も様々です。この反応を正確に感じ取れるようになるためには、感じられる手を作り、反応を見られる眼を養う必要があります。しかし、漠然と触っているだけではダメで、毎回集中して治療していくことで感じられる手と眼が育っていくのです。諸澄先生はこの作業を何度となく繰り返して、わずかな反応でも感じ取ることのできる手を作ってきたのだと思いました。

アプローチ方法として、皮膚・筋の滑走性、筋アライメントの調整などを教えて頂きました。私としては筋アライメントの調整によって、筋出力が大きく変化することに大変驚きました。わずかな介入でも結果が大きく変わることを目の当たりにして、自分が触れることの影響をもっと真剣に考えなければならないと思いました。

研究をしながら、感性もとても大事にして臨床に取り組んでいる諸澄先生のすごさを感じた一日でした。

 

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