第20回勉強会 「浮腫の理学療法」

記念すべき20回勉強会は東北文化学園大学より小野部 純先生をお招きして、「浮腫の理学療法」についてご講義していただきました。

 小野部先生は日本で初めて認定リンパ浮腫セラピストを取得した先生です。1日目には浮腫の病態と対策について説明をしていただきました。浮腫に対する治療といえば、リンパに対してのアプローチと思われがちですが、血管や栄養などを考慮したアプローチも必要となります。浮腫の原因も多岐にわたり、原因を無視したアプローチではかえって身体に負担を掛けかねません。私は普段整形外科クリニックに勤めているので、内部障害や内臓の働きなどに疎いのですが、浮腫にアプローチをするためにも、そしてリスク管理を徹底するためにも生理学の勉強をしなければならないと感じました。

 2日目は実際のアプローチとして、リンパドレナージュと圧迫療法の実技を行いました。リンパドレナージュはタッチの重要性とリンパを流す方向のイメージが非常に大事であり、難しいポイントでした。小野部先生のタッチは確実に皮膚を動かす程度の圧を維持しつつも、非常に柔らかいタッチでした。一方、圧迫療法は包帯の圧調整が非常に難しいものでした。これは何度も練習をする必要があると感じました。

浮腫は軽視されがちな症状です。しかし、外見的な問題やADL障害につながる大きな問題であり、私たち理学療法士が対応していくべき症状です。整形分野ではオペ後の浮腫への対応によっては関節可動域や歩行能力の改善に大きく違いがでると思われます。

 今後確実に浮腫に対応できるように頑張っていきましょう。 

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